マリーの部屋 ー 王子の子育て④ 自己肯定感
みなさまごきげんよう。
お元気でおすごしかしら。
とつぜんですが、子育て④。
みなさま、「幸せ」、って何だと思われますか?
王子たちには、幸せに生きてもらいたいです。お金もちでも、貧乏でも、成功しても失敗しても、
幸せ、って感じて生きていってほしい。
でね、わたくし、「自己肯定感」こそが、「幸せ」には一番大切なんじゃないか、と思いますの。
いうまでもありませんが、世間の風はきびしかったり、運がついてこないこともございますわ。
だれもほめてくれない。
何もかもうまくいかない。
何にもできない。
生きているだけ・・無駄?
わたくし、ずっと若いころ、仕事で悩んで、子育てで悩んで、苦しくて、いろいろスピリチュアルな本を読んだり、自己啓発本を読んだりしましたの。
さらに、周囲に、自己啓発セミナーに通う人がいたりして。その人が、習ったことをお話ししてくださったりして。
そうして気づいたのでございます。
これらの本やセミナーは、まったくそれぞれ違うことを言っているようでいて、同じことを伝えている、と。
あなたは大丈夫。
あなたは価値がある人。
あなたは存在するだけで価値がある。
さあ、前をむきましょう。
つまりね、世界中でだれも、自分の味方がいなかったとしても、自分を肯定しましょう、ということでございます。
自分が、自分を肯定する。
それは、とても大切。心の安寧につながります。
すごくよくある、わかりやすい方法だと、「自分のいいところを書き出してみましょう」ってことでございます。
あなたもどこかで、やってみたことがあるのではないでしょうか。(ないか・・・?)
そう、自分で自分を肯定していれば、死ぬまで自分をほめてくれる人がいるってこと。
だれが、何を言おうと関係ないのよ。
わたくしは、あるときから、自分で自分をほめるようにいたしました。
最初ははずかしい?きもちでしたわ。
でも慣れると簡単でございます。
わたくしは強くなりました。
仕事でクビになろうが、失恋しようが、友達が去っていこうが、それはたまたま、おこったこと。
わたくしはこんなに素晴らしくて、人気者で、素敵なのよ。
もちろん、それが行き過ぎて、変な人になってはだめです。
限度ってものがありますが 笑
で、子育てにこれを当てはめると、「ほめる」ということになります。
わたくし、とにかく王子たちには、自己肯定感を持ってもらいたくて、ちいさいころからほめたたえておりました。
「すごいね!」
「頭いいね」
「さすが」
「イケメン!」
といった具合でございます。
小さいときからささやいていたため、
王子たちは、たぶん、自分はイケメンで、頭がよくて、価値がある、と無意識に信じております。
肉食系、に育ちましたわよ。
女の子に告白、とかよくしております。
振られても、おちこみません。
なぜなら、自分はイケメンで、優秀で、すばらしい、と思っているから。
これって、コミュニケーション能力にもつながると思います。
ただね、受験では裏目にでがちです。
自分は、頭がいい、と信じているから、無理目なところを受けて、落ちるんですよねえ。
ころあい、って難しいですわね。笑
無条件に肯定してくれる自分以外の人は、一般的には、親だけでございます。
でも、親は自分より先に旅立ちます。
自分が死ぬ瞬間まで一緒にいるのは?
自分だけでございます。
その自分が自分を「素敵」と思っていたら、そんな、素晴らしいことはないでしょう。
わたくしは、子育てで一番大切なのは、
自分で自分を信じる心
を育てることなのではないか、と思うのです。
どうでしょう?
ごきげんよう。