マリーの部屋

人々の幸せを願うマリーが、投資、資産運用、キャリア、受験、子育て、金融について語ります。金融機関勤務25年超。東京大学経済学部卒。

マリーの部屋 - パリ観光

みなさまごきげんよう。
お元気でお過ごしかしら。


9月の半ばに長男を英国留学に送るついでに、次男も連れてパリ、ロンドンを訪問したのはつい先日。


長男のサッカーサークルの合宿があったので、入学手続き日から逆算すると、パリにいられるのは丸二日。
花の都パリ。まる二日で観光しきるなんて無理よ。


だからね、私は長男次男に言ったの。
「今回はパリのほんの一部だけ行きます。美術館も駆け足でめぐります。だから「観光し足りないと思うでしょう。将来自分でお金をかせぐようになって、自分のお金でじっくり観光するためのイントロと思って。」


ですから、1日目はベルサイユ宮殿へのツアー、2日目はルーブル美術館+オルセー美術館。その合間に他の観光をしました。


ベルサイユ宮殿
現地旅行アレンジサイト、Veltraを使いました。私はここをよく使うのよ。朝8時半くらいにルーブル美術館近くの事務所に集まって、バスで出発!
日本語ツアーだからお客様はみんな日本人。日本語で説明してくれるし、現地までバスで送迎なので、ものすごく都合がいい。とくにパリ到着翌日だったので、時差ボケ必須。往復のバスで、親子三人爆睡して、かなり体力を取り戻しました。


ベルサイユ宮殿は、バチカン美術館を見たときの感動に近い。ああ、富を集中させると、こんなことができるのね、と王族のすごさを感じます。いろんなお部屋に肖像画や家具があるんだけど、日本語で説明してくれるのでとてもわかり易い。楽しく、学びの多い時間でした。長男次男も楽しんでいたわ。

印象的だったのは、ベルサイユ宮殿の庭園。600人くらいが保守に従事しているのよ。大企業よね。でね、植栽が三角とか四角にきれいに刈り込まれているの。これは、王族が人民のみならず、自然も支配していることの象徴なんですって。お隣の英国のお庭とはずいぶん様相が違うわ。


ルーブル美術館、オルセー美術館
まとめてこう、表記するのがまず失礼よね。でも、長男次男については、普段は美術館なんて行かない知識不足の中で、世界に名だたる美術館につれていくんだもの、疲れないうちに感動だけ与えたくて、さっと巡ったわ。
ルーブル美術館は世界中から観光客がやってくるので、予約は必須。開館と同時の朝9時に予約したんだけど、9時ちょっと前に到着したらすでに予約者で長蛇の列。9時20分くらいにようやく中に入れたわ。
入ってからは、日本で買ったガイドブックに沿って、有名な絵だけ見る・・・・といっても敷地が膨大すぎて、すぐに1万歩歩くことに・・・目玉はもちろん「モナリザ」。
長男次男は、「写真と一緒!」「意外と小さい!」「おおお、本物だ・・」とちょっと恥ずかしい感じのコメントを発していたわ。日本人があまりいなかったからいいけどね。

オルセー美術館は、ルーブルより小さいし、イメージよりも混雑は少ない。日本人は印象派が好きだし、国内にモネやルノワールの絵ってたくさんあるじゃない?だからオルセーはルーブル以上に混んでるんじゃないか?と思うんだけど、そんなことない。ルーブルが終わる時間が読めなかったのもあり、こちらは予約なしで行きました。
長男次男はミレーの落穂拾いとか、ロダンの地獄の門、考える人、それからモネやゴッホの絵をたくさんみて、「え、こんなに有名な絵がこの美術館にあるの!?」「こんな有名な絵がぽろっと置いてあっていいわけ?」というまたもやあさっての発言をくりかえしていましたが、「感動した」とは言っておりました。


ルーブルとオルセーの間に、ルーブルのエントランスの近くにあるケーキ屋さんに入ったのよ。疲れた長男次男がケーキを食べたい、っていって。
ケーキをひとりひとつずつ+コーヒー+お水(有料)をいただいたら、64ユーロだったわ。日本円で1万円!
私が一番驚いたポイントかも。

この日の歩数は2万5千歩。
Z世代の男子たちと観光するのに大切なのは、体力とお金です。


それではみなさま、ごきげんよう。

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