マリーの部屋

人々の幸せを願うマリーが、投資、資産運用、キャリア、受験、子育て、金融について語ります。金融機関勤務25年超。東京大学経済学部卒。

マリーの部屋 ー ふたたび!女子のキャリア

みなさまごきげんよう。
お元気でお過ごしかしら。


わたくし、先日外資系運用会社のアジア太平洋地域のヘッドとお話する機会がありましたの。アメリカ人よ。


その時、「韓国もそうだけど、日本も女性がビジネスをしていくのは大変なんだろう?」みたいなことを言われました。
なんでも、日本以外の拠点では拠点長は半分以上女性だそうです。
従業員も6割が女性。
そんな中で日本だけが、拠点長は男性だし、従業員も女性は半分以下だそう。


「マリーも相当苦労してきたんだろう?」っていうわけよ。


たしかに、赤ちゃんをかかえて仕事をしたり、子供に気をとられながら出張するのは厳しかったわ。
でもビジネスではどうだったかしら?


「いいえ、そんな苦労はなかったです。」って答えました。


なぜなら、金融のお仕事、男も女も関係ない。筋肉とか使わないし。
その中で、女性の営業というのは、逆に目立ってお客様に覚えていただけることが多い。


それに、わたしはあまり残業をしなくてよかった。
なぜなら「営業」だったから。つまり、成績をあげていれば、残業なんてしなくても、子供のお迎えっていって18時に帰ってしまっても、許されたのよ。
だって、稼いでいるから。


お客様の要求に、高い水準でお答えし、約定にまでもっていくのは、簡単なお仕事ではないわ。
しかも18時に毎日会社を出たい。


毎日朝から晩までものすごい勢いで、頭のなかで「To Doリスト」がかちゃかちゃと入れかわっていたわ。つねにやるべきことの優先順位を臨機応変に変えながら、リストの上からすごい勢いでこなしていく・・・・


人は「制限」ができると、はじめて効率ってものを考えるんじゃないかしら。18時に会社をでるという制限をおいて、私の仕事はかなりレベルアップしたの。


だらだらと時間の制限なく残業しても、まったく効率が上がらないのは当然だと思います。


そしてね、最近はテレワークを活用して、仕事と子育ての両立をしやすく、ってあるでしょ。


私がもし、今あかちゃんがいて、テレワークしていたらどうかしら?
たぶん集中が続かず、仕事も中途半端になっちゃって、以前の私ほどの仕事はこなせないと思うの。
そうすると昇進とか転職もしにくくなって、テレワークの私はものすごくストレスを感じていたんじゃないかと思います。


人生にも「切り替え」とか「集中」って必要なんだと思うわ。


子供ができたから、結婚したから、といって「ゆっくりとした仕事」に配置換えなんて願い出ない方がいい、と私は思うわ。
女子は「結果が見える仕事」をしたほうが生きやすい。
そんなふうに思います。


最近いただいたおいしいもの。
最近たべたおいしいもの・・・と思ったら、真っ先に浮かんできたのがゴルフ場のラーメン。

真夏の暑い日中にラウンドをして、汗だくでいただいた塩ラーメン。岩ノリつき。
塩分が体に染みわたっていくのを感じたわ。
人って、水と塩でできてるのね、って思いました。


それではみなさまごきげんよう。

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