マリーの部屋

人々の幸せを願うマリーが、投資、資産運用、キャリア、受験、子育て、金融について語ります。金融機関勤務25年超。東京大学経済学部卒。

マリーの部屋 ー ロンドンのおいしいお店と観光地

みなさまごきげんよう。
お元気でお過ごしかしら。


前回のブログで、パリからロンドンに移動いたしました。
今日は、ロンドンのことについてお話したいと思います。


今回は9月16日(土)昼~20日(火)夕方までロンドンにいました。
ロンドンは私は出張で年に何回も行っていたの。だから現地で接待とかもして、お気に入りのレストランもいろいろあるの。


Tamarind Mayfair
お金持ち地区、メイフェアにある高級インド料理や。インド料理とは思えないほどのお値段だけどとてもおいしいの。近所のお金もちのアラブ人やインド人のご家族が来ていることが多いわ。
とくにおすすめなのは、このお店でしかいただけない「ビリヤニ」それから、「エビカレー」。私は出張でも、一人で訪問するわ。ホタテのカレー味ソテーもなかなか深みのあるおいしさだったわ。

Tamarind Kitchen
上記のTamarind Mayfairの姉妹店。Mayfairよりはお値段抑えめで、若いおしゃれさんやビジネスマンもたくさん。ここではちょっとした揚げ物とかもあるの。あと、クリームスピナッチが味が濃くてインドライスにもとても合って、私はチキンカレーとライスとクリームスピナッチを頼むことが多いわ。写真はエビのフリット

RedSun
これはマーブルアーチの近くの中華料理やさん。歩いていてたまたま見つけたお店よ。
ふらっと入って、チャーハンとか、ヌードルだけでもいただけるお店なの。チャーハンと小籠包は本当においしいわよ。ロンドンにいて「米ものが食べたい!」って思うと必ず行くお店。

Portbello
ここは数年前にロンドン在住の日本人におしえていただいたお店。日本のイタリアンよりもおいしいんじゃない?というくらい本格的なイタリアンで・・・っていうか、イタリア語が公用語。ロンドンのレストランの中ではかなりリーズナブルなお値段よ。接待で使ったことも複数回あるの。かならずいただくのが、いんげんのフリット。無限に飲める逸品。


Mercato Mayfair
これはフードコート。前回、2021年の秋にコロナのデルタ株が猛威を振るっているときにガラガラの飛行機で行ったロンドン旅行でたまたまみつけたの。
ロンドンで一番有名なフィッシュアンドチップスのお店の横にあるのよ。教会を改装した美しい空間。出店しているお店はどこもおしゃれでおいしくて、私は生パスタにはまっているの。


ロンドンにいって、ちょっと時間があったら必ず行くマーケット
Camdenrock Market
ロンドンのちょっとはずれにあるマーケットなんだけど、いつも人がいっぱい。ロンドンっぽいロックでおしゃれなお店たち。そしてフードコート。
物価高ポンド高の現在、お買い物をできるのはここくらいよ。次男はツイードのジャケットを190ポンドで買っていたわ。次男がおこずかい(だから元は親のお金だけど)で私に指輪を買ってくれました。フードコートは当たりはずれあるけど、みんなでわいわい食べるのが楽しいのよ。

それではみなさまごきげんよう!

マリーの部屋 ー パリからロンドンへ!

みなさまごきげんよう。
お元気でお過ごしかしら。


パリの観光を無事終えたわたしたち。
パリのたった2日間の観光のメインは、ベルサイユ宮殿とルーブル、オルセー美術館。それ以外でよかったのは、Fragonardの香水博物館。
香水の製造過程や、歴史を日本語でご説未明いただいたあと、香水ショップに誘導されるの。長男次男が、旅行前からとても香水をほしがっていたのよ。Z世代で流行ってる?
Fragonardは、フランス国内でしか香水を販売していなくて、国外的にはブランドに供給しているだけなんですって。
そこで、長男次男私は、2瓶ずつ香水を買いました。この旅行での最大のお買い物だったわ。ぜんぶで450ユーロくらいかしら。5万円以上かかったわ。

パリからロンドンへは、新幹線ユーロスターで移動しました。
ユーロスターは日本でもHPから予約できるのよ。
日本の新幹線とは違って、便ごとに料金が違うの。
混んでい便は高い。早朝、夜おそくは安い。効率的よね。日本の新幹線もそうすれはいいのにね。

結局9時すぎパリ発のユーロスターにのり、ひとり2万円ちょっとくらい。
席は広々していたし、途中で朝ごはんもいただいて、かなり快適だったわ。
ずっと地上をで走っているので、いろんな地域の景色を楽しめるしね。


たった2時間半くらいで着きました。
つまり、東京ー大阪くらいの距離ってことよ。
飛行機だと、離陸30分前とかに空港に行かなきゃいけないでしょ。それにくらべてEurostarばものすごく便利な気がします。


この移動関連で、最大の問題があって。
それは、ホテル(アパート)からフランスの北駅までの足。
長男が留学なので、荷物が多かったのよね。アパートのオーナーに相談したら、大きいバンをアレンジしてくれたんだけど・・・ホテル(ルーブルの近く)から北駅まで、100ユーロ!
移動時間は15分くらいよ。
でもね、ごねる時間もないし、運転手がラッキーと思ってよくしてくれるのなら、それでいいと思ったの。
15分の車移動に、100ユーロ(1万5千円)払ったわ。


さすがに、運転手はとても丁寧で、荷物の上げ下ろしもぜんぶやってくれたし、「北駅はじめて」といったら、駐車場から駅まで一緒にきてくれて、「出国カウンターはあそこ、でもその近くにはカフェがないから、電車で何か飲食したいのなら、このあたりのカフェでテイクアウトして」とかかなり優しく教えてくれたわ。
よかったと思います。


車窓を楽しみ、カフェのテイクアウトをいただき、さらにユーロスターの朝ごはんをいただき、ロンドンの、セントパンクラス駅に到着!


長男次男は、それぞれ高校時代にイギリスに9か月留学していたので、ふたりは「知ってる場所!」とばかりに、テンションが上がっていたわ。

ホテル(レンタルアパート)にチェックインしたあとは、長男の郵便局での手続きのあと、プレミアリーグへ!!
ダフ屋からチケット購入!!


つづく。

マリーの部屋 - パリ観光

みなさまごきげんよう。
お元気でお過ごしかしら。


9月の半ばに長男を英国留学に送るついでに、次男も連れてパリ、ロンドンを訪問したのはつい先日。


長男のサッカーサークルの合宿があったので、入学手続き日から逆算すると、パリにいられるのは丸二日。
花の都パリ。まる二日で観光しきるなんて無理よ。


だからね、私は長男次男に言ったの。
「今回はパリのほんの一部だけ行きます。美術館も駆け足でめぐります。だから「観光し足りないと思うでしょう。将来自分でお金をかせぐようになって、自分のお金でじっくり観光するためのイントロと思って。」


ですから、1日目はベルサイユ宮殿へのツアー、2日目はルーブル美術館+オルセー美術館。その合間に他の観光をしました。


ベルサイユ宮殿
現地旅行アレンジサイト、Veltraを使いました。私はここをよく使うのよ。朝8時半くらいにルーブル美術館近くの事務所に集まって、バスで出発!
日本語ツアーだからお客様はみんな日本人。日本語で説明してくれるし、現地までバスで送迎なので、ものすごく都合がいい。とくにパリ到着翌日だったので、時差ボケ必須。往復のバスで、親子三人爆睡して、かなり体力を取り戻しました。


ベルサイユ宮殿は、バチカン美術館を見たときの感動に近い。ああ、富を集中させると、こんなことができるのね、と王族のすごさを感じます。いろんなお部屋に肖像画や家具があるんだけど、日本語で説明してくれるのでとてもわかり易い。楽しく、学びの多い時間でした。長男次男も楽しんでいたわ。

印象的だったのは、ベルサイユ宮殿の庭園。600人くらいが保守に従事しているのよ。大企業よね。でね、植栽が三角とか四角にきれいに刈り込まれているの。これは、王族が人民のみならず、自然も支配していることの象徴なんですって。お隣の英国のお庭とはずいぶん様相が違うわ。


ルーブル美術館、オルセー美術館
まとめてこう、表記するのがまず失礼よね。でも、長男次男については、普段は美術館なんて行かない知識不足の中で、世界に名だたる美術館につれていくんだもの、疲れないうちに感動だけ与えたくて、さっと巡ったわ。
ルーブル美術館は世界中から観光客がやってくるので、予約は必須。開館と同時の朝9時に予約したんだけど、9時ちょっと前に到着したらすでに予約者で長蛇の列。9時20分くらいにようやく中に入れたわ。
入ってからは、日本で買ったガイドブックに沿って、有名な絵だけ見る・・・・といっても敷地が膨大すぎて、すぐに1万歩歩くことに・・・目玉はもちろん「モナリザ」。
長男次男は、「写真と一緒!」「意外と小さい!」「おおお、本物だ・・」とちょっと恥ずかしい感じのコメントを発していたわ。日本人があまりいなかったからいいけどね。

オルセー美術館は、ルーブルより小さいし、イメージよりも混雑は少ない。日本人は印象派が好きだし、国内にモネやルノワールの絵ってたくさんあるじゃない?だからオルセーはルーブル以上に混んでるんじゃないか?と思うんだけど、そんなことない。ルーブルが終わる時間が読めなかったのもあり、こちらは予約なしで行きました。
長男次男はミレーの落穂拾いとか、ロダンの地獄の門、考える人、それからモネやゴッホの絵をたくさんみて、「え、こんなに有名な絵がこの美術館にあるの!?」「こんな有名な絵がぽろっと置いてあっていいわけ?」というまたもやあさっての発言をくりかえしていましたが、「感動した」とは言っておりました。


ルーブルとオルセーの間に、ルーブルのエントランスの近くにあるケーキ屋さんに入ったのよ。疲れた長男次男がケーキを食べたい、っていって。
ケーキをひとりひとつずつ+コーヒー+お水(有料)をいただいたら、64ユーロだったわ。日本円で1万円!
私が一番驚いたポイントかも。

この日の歩数は2万5千歩。
Z世代の男子たちと観光するのに大切なのは、体力とお金です。


それではみなさま、ごきげんよう。

マリーの部屋 ー パリ到着!

みなさまごきげんよう。
お元気でお過ごしかしら。


わたくし、先日、長男次男を連れてパリに訪問いたしましたの。
それをちょっとご紹介いたしますね。
ひとつ前のブログで触れましたように、長男がイギリス留学をすることになりまして、それを送りにいったのです。次男も一緒です。
そのついでにパリに行きました。


羽田からANAのフライトでパリに参りました。
数年前までは、10~11時間のフライト。それが、14時間半かかるようになりました。
今は、ウクライナとロシアが戦争していますので、西側の味方をしている日本からのフライトはロシア上空は飛べません。
プレミアムエコノミー、ANA正規便で、一人往復55万円します。
決しておやすくなかったわ・・・


フライトは、羽田からまず東方向に飛び、北米大陸とロシアの間の海の上空を通り、北極圏を横切って、北欧から南下して、ロンドンの上空を通って、パリに着きます。
メルカトル図法の世界地図ばかり見ているわたしたちには、ちょうど、ちぎれているぶぶんばかり通るのでとてもわかりにくいです。

羽田を9時半に出て、パリに着くのは14時間半後の現地時間同日午後17時。
そこから入国審査を経て、ホテルに行きます。


パリは当然ながらフランス語、かつ、違法タクシー多く、かつ、スリもたくさんなので、日本から車を手配しておきました。
快適よ。Booking.comのサイトから予約しました。


車のドライバーからの連絡はWhatsAppというアプリに来たわ。連絡があることが予告されていたわけではなかったので、嬉しい驚きでした。
日本ではあまり使われていないWhatsApp。LINEみたいなアプリよ。
海外ではこれが主流なので、もし海外旅行に行くことがあったら、入れておくことをおすすめします。


入国審査を終えて、荷物をピックアップして、空港の到着フロア(お迎えの人がたくさんいるところ)で無事ドライバーと会えたわ。行き先は事前に伝えておいたので、スムーズに目的地に着きました。


今回は、ホテルではなく、サービスアパートメントを借りたの。100平米以上あって、2ベッドルーム、2バスルーム、キッチン、洗濯機つき。
タオルはたくさんあるけど、アメニティ(シャンプーや歯ブラシ)はほとんどないし、宿泊期間中にお掃除はないわ。

ヨーロッパのホテルって、せまいのよ。しかも、長男次男を同じベッドに寝かせるには狭すぎるし、できれば洗濯機が欲しかったので、今回の選択はすごくよかったの。
パリのど真ん中、ルーブル美術館まで徒歩10分みたいな場所に借りたので、一泊10万円強したわ。でも、ホテルで2部屋借りたら、それぐらいしちゃうもの、とてもいい選択だったと思います。


ホテルに到着して一息ついたら、パリ在住の日本人からあらかじめ聞いていたレストラン
「Le Petite Perigoudine」へ。


とってもおいしかったわ。
翌日から丸二日、パリ観光をしました。


続く!

スナックまりー 子育て卒業

いらっしゃーい。
こんばんは。


お嬢様、元気に大学に通ってる?
へえ、サークルで忙しいんだ。よかったじゃない。
親の役目は、いったん節目を迎えたわね。


わたしね、先週お店を閉めていたでしょ。
じつは、長男次男と一緒に、パリとロンドンに観光に行っていたの。
イギリス留学する長男を送っていったってことよ。

今、欧州のフライトはものすごく値段が高い。それに、戦争のせいでロシア上空を飛べないから、フライト時間も14時間半とかかかるの。


でも、成人してしまった長男次男と過ごす時間はもう少ない、かけがえがない、と思って時間もお金もかけて、一緒に旅をすることにしたのよ。


旅行中、むかしのことをよく思い出したわ。
彼らの小さいときの姿は、数えきれないほどのショート動画として、私の中に大切にしまわれているのよ。


ぬいぐるみをだきしめながら、背中をまるめてソファーで子供向け番組をみていた小さな後ろ姿。
抱き上げるとしっとりと重く、そして熱いあかちゃんのとき。
泣き疲れて眠ってしまった寝顔。
足が速くて運動会ではいつも得意げだった姿。
保育園であったことを夢中で話してくれた帰り道。


ママ―といって全力で抱きついてきた小さな体からの衝撃。


そしてわたしが作ったご飯やお弁当をおいしそうに食べてにこにこしていた毎日。
ふたりとも大学生になって、お友達と飲みに行ったり、遊びにいったり、彼女とデートしたりで毎日忙しく、あんなにも大変だった毎日の食事作りもお弁当作りも、気が付いたら、なくなっていたの。


当時は本当に何気ない繰り返しだった日々が、こんなにかけがえのない時間だったとは、終わってしまうまで気づかなかったわ。


子育てって、本当にみじかいわよね。
渦中にいるときは大変だけど、振り返ると本当に輝きにみちた愛しい時間。


あなたもお嬢さまが大学生になったということは、一緒に住んで、過ごせる時間はもうわずかなのよ。
お嬢さまとの時間を、どうか大切にしてね。


あら、泣かないで。
もう一杯飲みましょう。