マリーの部屋

人々の幸せを願うマリーが、投資、資産運用、キャリア、受験、子育て、金融について語ります。金融機関勤務25年超。東京大学経済学部卒。

マリーの部屋 ー お金のこと63 NISAはじめる?

みなさまごきげんよう。
お元気でお過ごしかしら。


投資についての税制がいろいろ変わりそうね。
私が思うことと、注意点をいくつか書きたいと思います。



詳しい制度の説明は、新聞ほかいろんなメディアや、証券会社でいくらでも聞けるのでここでは割愛いたします!


NISAは運用商品ではなく、単なる税金優遇枠
ここを勘違いしている人が多いので、何度目かになるけど協調しておきます。
NISAは、資産運用で儲かった場合、非課税にしてくれるという素晴らしくお得な仕組みですが、NISAという運用商品はありません
NISAはたんなる「枠」ですので、その先で何を買うか、ということが運命を左右します。ここ、まちがえないでね。「枠」のなかで「何を買うか」をよく吟味して。


NISAの恒久化はすばらしい!
人生百年時代、人生のうち3-4割は年金と資産運用によって生きていく時代が到来しています。少子化なので、年金だけでは、とっても貧しくなるのは目に見えているので、資産運用をするのは必須です。銀行預金はだめですよ。インフレ分、価値が目減りする(買えるものが減る)だけです。そのため、NISAに年齢の上限を設けず、老後も「資産運用をしながらちょっとずつ資産をとりくずし日々の生活に当てられる」というのは、まさに時代にあっているといえるでしょう。


従来のNISA一般型は、「成長投資枠」として年間240万円にまで拡大、つみたてNISAと併用可能に
わたくし個人的にはこれが一番大きいかしら。いままでは併用ができなかったため、つみたてNISAを選択した私には、一般NISAは関係ないお話。
でも今回の改革で私も一般型ができるみたい。
私はこの枠の一部を「投機」に使うつもりよ。なんども言っているように将来の資産形成のための「投資」と、ばくちである「投機」は違う。とりちがえないことがとても大切。
そう、見ようによっては一般NISA枠は「無税でばくちができる枠」ととらえることもできるの。
わたくしは、つみたてNISA枠と、一般NISAの半分以上は将来のための「投資」に使うけど、せっかくだから、一般NISAの枠の一部で「税金がとられないばくち」をしてみるつもりよ。
今までの一般NISAにはレバナスとか投機対象のものがいっぱい。新一般NISAではそういうものがはいってくるかわからないけど、税金とられないならそういう投機ポジションを持とうかなと思います。くりかえすけど、投機と投資は違うわ。投機はあくまで、無くなっても耐えられる程度のお金にしておいてね。


それにしても、日本は大きな方向転換をしているわね。
いくらわたくしたちが文句を言おうとも、さわごうとも、日本の「人口減」はもはや防ぎようのないの。
いくら10万円を配ってもむりよ。そもそも子供を産める年代の女性が少ないんだから
あたし、およびあたしたちの仲間=団塊ジュニアは子供産めない年齢になっているので、これはもうゲームセット、を認めるしかないわけ。


そのため、現役が老人を支えるという仕組みの年金制度は、破綻はしないものの、「もらえる金額が少なくなる」。〇〇万円少なくなる、って意味じゃないわ。
インフレはちゃんと加味されるから金額は増えるかもよ。
でも、明らかなのは「年金で買えるものは減る」。


だから、日本人は自助努力をしなきゃいけないの。
できることは3つ。
①自分で老後にそなえて、資産運用をする。
②副業など今のうちに思いつくことをはじめて、稼ぐチカラを増強する。
③節税をする


それを日本政府が認めて、力いっぱい日本国民の背中を押しているのが今の状況。


文句をいっても、かわらないわ。
歴史の転換点にわたくしたちはいるのかもね。


個人の才覚で将来が大きく左右されるのよ。
面白いし、やりがいがあるわ!


そして私は稼いだお金で、ゴルフに行ったり、おいしいものを食べ続けるのよ!!

(グランドPGM 石岡カントリーの担々麺!)


それではごきげんよう。

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