マリーの部屋

人々の幸せを願うマリーが、投資、資産運用、キャリア、受験、子育て、金融について語ります。金融機関勤務25年超。東京大学経済学部卒。

スナックまりー 忘年会とNISA

こんばんは~
いらっしゃい。


久しぶりじゃない?どうしてたのよ。
・・あっと、私のせい?
ごめんなさいねえ。
数年ぶりに開催される仲間たちとの忘年会シリーズ、全力で参加表明していて。


いい年して、昼間眠くて、夕方になると元気でてくるバカな状態なのよ。


先日は証券会社に勤める友人3人と行きつけのお寿司屋さん、茅場町菊寿司にいったの。
私たち向けのスペシャルメニュー「ぶりしゃぶ」
年末にこれを食べると、ああ、今年も終わりなのねえと実感するわ。

でね、驚いたのよ。
私以外の3人、現役の証券マンなのよ。
なのに、
「NISA知ってる?おれ、よくわかんないんだけど、まりーは知ってる?」
とかいうのよ。


金融業界でこの冬最大の話題は、新NISA制度。
円安も、FRBも、利上げもいろんな話題がふっとんだわよ。


なんといっても、金融業界からみると
「NISAの投資対象の商品として、どんなものを作って、アピールするか」
で会社の命運がきまるもの。
(予定では)何兆円もの個人マネーが、金融業界に新たに流れ込んでくるのよ!!


。。。たしかに、NISAって個人限定の話ね。しかも日本人だけ。
久しぶりに規模が大きいから興奮しちゃったけど・・・


この3名はいずれも、法人相手のビジネスをしている。
金融機関の日本国債ディーラー相手に、国債のディーリングをやったり、地域金融機関の資産運用を担当したり。あと一人は、地方債や住宅金融公庫債の引き受け部署。
そりゃあ、彼らのビジネスにはNISAは関係ないわね。


「でもさ」
と証券マンは続けます。
「要するに無税の投資枠ってことなんだろ」


その通り。それだけおさえていればいいのよ。今は。
「2024年から新制度なんだっけ。そのときに何を買うかを、そのときに考えればいいんだろ」


おっしゃるとおりだわ。
今から各証券会社の個人商品部門や、運用会社が新NISAの投資対象となる運用商品を開発するし、新制度ではレバレッジの高い商品が対象外になったりとか、いろいろな細かいことが今後わかってくるはず。
(レバレッジが高い、って何をいうのか、は要注目!)


順次ニュースになるだろうから、それを横目でながめつつ、私たちが今すべきは、
積み立てNISA 年間最大360万
投資上限 ひとり1800万円
という「枠」をどのように使うか、を考えるべきなのよ。


360万円、毎年積み立てていれば、5年で枠を使いきっちゃうわけだし。
一般NISAに近い「成長投資枠」1200万円あるわけだけど、これは利食い(損切)売却して延々と使い続けることができるみたいだから、どれくらい短期売買に使うかとか、
そういう「使い方」をじっくり考えるべきかと思うの。


それにしてもよく、徴税を担う財務省がOKしたわね。
それくらい、もう日本の個人の老後資金を国が担うのはムリってことが明らかだということよね。


私たち、この「枠」をどう使うか。
その個人の裁量というか、賢さが、それぞれの老後を左右するのよ。


うーん、やっぱり、セミナーとか資産運用の具体例を作るとか、そういう仕事にシフトしようかな。
「お金持ちスナック まりー」とかに名前変えちゃおうかしら。
なんて。うふふ。
本気よ。


あなたも、しっかり儲けて高いお酒注文してね♪

×

非ログインユーザーとして返信する