スナック　まりー　わかいちから！

2022/07/06 12:00

いらっしゃーい。
こんばんは。

毎日暑いわねえ。
ぐっと一杯ビールでも？

え？水がほしい。
あなた大丈夫？熱中症になりかけてるんじゃない？
はい、お水。おしぼりも使ってね。

この炎天下で営業活動していたのね・・・しかもスーツ着てね。
それは疲れるわねえ。
栄養つけないと。あとで出前もとりましょう。

へえ、部下の若い子はずっとはじけるように元気だったんだ　笑
いくつくらいの子？。。。30くらいかあ。
体力なんて、まだいくらでもあるときよね。

うちの子たちも、この炎天下でサッカーやって、元気ににこにこしているわ。
どんどん日焼けしちゃって、東南アジアのビーチボーイみたいな見た目になってるわよ　笑

若いエネルギーっていいわよね。

それに、今の若い子、けっこういい子が多いというか、礼儀正しいし、いろいろちゃんと考えているなあって感心するのよ。上の世代の価値観にとらわれず、ちゃんと自分の頭で考えている
すくなくとも、昔の私より、ずっと。

昨日ね、次男に頼まれてお洋服を買いにいったの。
次男の希望で、新宿ルミネのStudiosという若い子向けセレクトショップにいったの。

若い子「だけ」しかいないような建物で、そのエネルギーに圧倒されたわ。
Studiosの店内にいる、お店の方もお客様たちも、全員たぶん30アンダーだと思うわ。
その中で、ひとり浮くあたし　笑

次男を接客してくれたのは、20代後半の若い男性なんだけど、とても礼儀正しいし、次男とお洋服の話をしながら私にもちゃんと気配りしてくれて（もちろん、財布はママだというのはわかっているとはいえ）、なんというのかな、安心感と安定感がすごい。

試着中にも、そつなく話題をふってきて。それも
「最近暑いっすね～」
みたいな、だれにでもいうようなことではなく
「次男くん、留学のときどうでした？」
みたいな、ちゃんと顧客の情報に基づいた会話をしてくるの。

やるなあと思ったわ。
試着室も、すぐそばにソファがある試着室にしてくれて、「お母さまはこちらへ」とかいって座らせてくれるから、試着を待つのも全然苦ではなかったわ。

そしてね私が彼のお仕事の話をきいたら、「じつは今度から●●の仕事もするんです！」と話してくれて。自分としてはチャレンジで不安もあるけど、頑張るみたいなお話が、とても真摯だったし、「他人の意見ではなく、自分で考えて、チャレンジすることにした」というのが伝わってきてとても感心したわ。

お買い物が終わったら次男が「おなかがすいた」というので、そのまま新宿ルミネのレストランフロアへ。
若い子がたくさん！
かわいいカフェには女の子しかいなかったから
「うわあ、若い女の子に人気のカフェなんだね」
といったら次男が店内を一瞥し
「若いといっても、働いている若いひとだね」
って。

当然だけど、若者同士だと、「ティーンエイジャー」「学生」「若め社会人」ってわかれて認識しているみたい。
私にはぜんぶ「若い子」だけどね　笑

でね、そのレストラン街が混んでいて、人にぶつかりそうになるんだけど、ちょっと触れたりすると、若い子がすぐさま「ごめんなさい」と言うし、きちんと行列したり、いきがったりしている子もおらず、
全員がお育ちがいい子、って感じなのよ。

なんというか、昔みたいに、大人に反抗心をもった態度を取る子がいないというか。
でも、無気力じゃなくて、みんなちゃんとしているのよ、何か。

私たちはなんとなく、若いとき、上の世代の言いなりになって、体育会系がもてはやされ、あまり考えずに突き進んでいたけど、
今の子たちは、LGBTとかSDGとかもそうですが、
上の世代に従うのではなく、
厳しい社会や地球環境を考えたり、自分たちの仲間を大切にしながら、
自分の頭でいろんなことを考えて行動している。
そんなふうに感じるの。

りっぱよ。

日本は後進国になってしまうかもしれない。
このまま円安、経済停滞が続いて、貧しい国になってしまうかもしれない。

でも次世代はこんなにちゃんと育っている。
私たちが若いときよりも、ずっとちゃんと育っている。

なんか安心したわ。

あなたの、その部下の子も立派にやってるでしょ。
至らないって思うところもあるだろうけど、それって「ビジネスマナー」とか「しきたり」をわかっていない、みたいな、前世代の価値感にあわない部分じゃない？

まともな若者は、ほんとうにまともで立派。
大切にしましょうよ。

汗も引いてきたでしょ。
なんかおいしいものUBERしましょう。
あ、ここスナックなんで、あまりニンニク臭いものはやめてね。

ビールのむ？

（今日のおいしいもの！）