マリーの部屋

人々の幸せを願うマリーが、投資、資産運用、キャリア、受験、子育て、金融について語ります。金融機関勤務25年超。東京大学経済学部卒。

マリーの部屋 ー 選挙についてひとこと

みなさまごきげんよう。
お元気でお過ごしかしら。


つぎの日曜日、7月10日は参議院選議員選ですわね。
駅前で候補者の方が演説なさっている光景が目に入るようになりました。
激戦区はいくつもあるものの、基本的に自民優勢のようで、そういう意味では落ち着いた選挙戦ともいえるのかもしれません。


今回から成人年齢が引き下げられ、7月10日時点で18歳の方にも投票権が付与されました。


それにちなんで、各テレビ局が街頭で若い子たちにインタビューしているのを何度か見ました。
もちろん、選挙行きます!とみずみずしい笑顔でほほ笑む若者もたくさんいる一方
「いかない」
という方もいらっしゃいます。


その理由を聞くと、目立ったのが、
「自分の一票なんて、影響力ないから」
という意見。


わたくし、うーんと考えてしまいました。
確かにそのひとつひとつの票が束になって、いずれかの候補者を当選させるわけですが、この子の1票で誰かを当選させる、というイメージを持つのは難しいわね。


じゃあこう考えたらどうでしょうか。
「自分の一票で、反対意見の一票を倒せる!」


つまり、自分が支持したい人に一票をいれると、ライバル候補との差が一票縮まる
=反対意見の票を一票倒せる!


こう考えたらもうちょっとわかり易いんじゃないかしら。


倒したい意見から逆算して候補者を選ぶのもいいわね。
「この意見はないだろう」、「できるわけないでしょ」、「それなら代わりの財源は?」、「老人ばっかり見て、今の働き盛りの世代を見ていない!」
とか、気に入らない候補者がいるとする。
そのライバルの候補者の中で、自分の意見に一番しっくりくる人にいれれば、


あなたの一票は
敵をひとりぶん倒し、
自分の意見に近い人をよりパワーアップする
材料になります。


もちろんこの戦いを効果的にクリアするには、いろんな候補の言っていることや、それまでのいきさつ、成果をきちんとみないといけないわ。
でもね、それでこそ、あなたの一票は本当の意味で生きてくる。


若い方、ぜひこの大人の戦いに参戦して。
おもしろいわよ。


それではごきげんよう。

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