マリーの部屋

人々の幸せを願うマリーが、投資、資産運用、キャリア、受験、子育て、金融について語ります。金融機関勤務25年超。東京大学経済学部卒。

スナックまりー 久しぶりの映画館

いらっしゃーい。
こんばんは。


GWによく来てくれたわね。
はい、冷たいビールをどうぞ。

GWだから昼間のお仕事はお休みでね。
どこかいこうかなあとも思ったんだけど、テレビをみているだけで観光地は殺人的な混雑なのわかるじゃない。
ずっと東京にいたわ。


でもね、おでかけしたいなあと思って、結局2回映画館にいったの。
観たのは「すずめの戸締り」と「スーパーマリオ」


「すずめの戸締り」は一人で見に行ったのよ。場所は六本木ヒルズTOHOのスクリーン6。一番ちいさなスクリーン。
だけど100人以上はいります。それが、一番前の席まで満席だったわ。


ネタばれしない程度に語らせて。
あたしはべつに、アニメとか好きでもなんでもないし、詳しくないの。
でも、新海監督の前回作、「天気の子」をみてとても感動したので、観に行こうかなあと思ったのよね。


もともと「天気の子」も観るつもりはなかったんだけど、そのとき勤めていた金融機関の同僚に「気候変動のアニメ」と紹介されて。
猫も杓子もESG!とか言い始めていたところだったので勉強のために観に行ったのよ。
そしたら、ESGなんて忘れて感動しちゃったわ。


「すずめの戸締り」も何の下調べもせずに行ったので、なんの話か皆目わからずに観始めたんだけど・・・最初はかわいい恋愛ドラマかなと思った。もちろんそういう見方もできる。
でも、私はまったく違う印象を持ったわ。


「天気の子」と同様、「天災」がひとつのテーマになっているんだけど、そう思って、それをテーマに見ていると、ものすごく怖い表現や事実や、そして心に訴えかけるものがあって、これを観ている時に気分が悪くなる人がいるんじゃないか、という心配すらしました。


私が見終わって最初に思った感想は、「ああ、こわかった」というもの。


この映画はそれ以外に、「恋愛」「友情」「主人公の成長物語」「親子の愛」とかいろいろなテーマがあって、ほんとに盛りだくさん。
それだから、全員の何かの心の琴線にふれてきて、たぶんみんな泣いてたと思うわ。


実際、気持ちを元に戻すのにちょっと時間がかかったからでしょう。
エンドロールが終わって、会場が明るくなるまで、誰も、ほんとうに誰も席を立たなかったのよ。
ぜひ観てみて。あなたの感想をききたいわ。


一方「スーパーマリオブラザーズ」は、からっと、楽しい映画だったわ!
日本映画かと思ったら、アメリカ映画で。英語でした。
字幕版だったせいか、客席ににはけっこうな数の外国人親子たち。たぶん観光客じゃなくて、東京の駐在員家族たちよ。
英語での歓声や、笑い声がたくさん聞こえて、とても楽しい時間だったわ。
大学一年の次男と行ったのよ。やつも暇だったからね。


マリオやピーチ姫が、カートに乗って疾走する場面なんて、それこそ「マリオカート」のゲームの世界。
本当にゲームの世界が美しくダイナミックに表現されているの。


こんな映画あるかしら。
ゲームが映画になるなんて・・・。


単純に勧善懲悪のストーリーで小さい子にもわかり易く、大人にもマリオのゲームをやったことがある人すべてに感動を与える映画でした。
映画のエンドロールが流れはじめたとき、観客席から大きな拍手が起こったわ。
できれば、映画のスクリーンで、マリオカートゲームをやってみたいわ!


あたしはね、この映画をみて、「任天堂すごい!」と思ったし、「日本すごいじゃん」と思ったのよ
だって、任天堂という日本のゲーム会社が、ゲームの分野を超えて、世界中に喜びを与えているのよ。


円安や、賃金安とか、低い経済成長で、なんとなく「日本ダメ」みたいな論調が耳にはいりやすいなか・・・
「日本イケてる!」「やっぱ日本人じゃなきゃできないことあるよね!」
と、嬉しくなった一日でした。


日本、すごい!!


夜は次男と、私のお気に入りのワインバーへ。「青山16℃」
次男はもちろんお酒を飲める年齢じゃないんだけど、私がけっこう飲むし、次男はむっちゃ食べるからいいかなと思って。
ここは鴨鍋が絶品なの。


あ、これは鴨鍋のあとの締めの稲庭うどんね。
鴨のお出汁が効いて、優しくて体をいたわるようなおいしさのおうどんなのよ。

こんど一緒にいく?

×

非ログインユーザーとして返信する