マリーの部屋

人々の幸せを願うマリーが、投資、資産運用、キャリア、受験、子育て、金融について語ります。金融機関勤務25年超。東京大学経済学部卒。

マリーの部屋 ー 円安でもなんでも、やっぱり日本ラブ♡

みなさまごきげんよう。
お元気でおすごしかしら。


円安が進んでおりますね。
日本は人口も減少していきますし、成長産業もあるわけではない。長期的に円安になるのは既定路線かと思います。


加えて賃金も上がりそうになく、輸入を通じたインフレがあるので、まあ、ひとりひとりはよっぽどの投資努力をしない限り、貧しくなるのは確実ですわね。


テレビをつけると、医療費がどうとか、補助が減るとか、旧〇〇教会との癒着とか、中国との緊張とか、なんだか暗くなるお話も多いわよね。


だからって、国を出よう!とまでは、ほとんどの人は思わないですわよね。


日本のいいところはたくさん。美しい四季。優しい人たち。まわりを配慮する心。落としたお財布が返ってくる比率は他国とはくらべようもないし、銃犯罪もほとんどない。季節ごとのおいしくて、健康的な日本の家庭料理。
多すぎるので以下割愛。


わたくし、本当に日本が大好きですわ。


それから、日本は「村社会」と悪い意味で言われることがありますが、
必ずしも悪いことではないんじゃないかしらと思うの。


そう、江戸時代の「鎖国」のように、閉じた中で阿吽の呼吸だけで生きていくのって、とても快適な面もあるうえに、結局平和なのだと思います。


江戸時代が日本の歴史の中で一番長く、栄えて、平和だった背景には「鎖国」そして、参勤交代に代表されるような理不尽にも見える「村の文化」があったからだと思います。


まあ、いまから鎖国に戻るのはムリなので、
わたくしたちは、それぞれ居心地のいいコミュニティに所属して、外なんか見ず、海外旅行なんていかず、訪日観光客が落としてくれる外貨を糧として外国のものを買う、
そんな「イタリア的」な方向に動いていくんじゃないでしょうか。


そんなふうに、世界から取り残されてちょっとずつ貧しくなっていくのをしょうがないと思っているわたくしなのですが、
一つだけ、「遅れている日本」にイラっとくる瞬間がございまして・・・


それが「現金文化」。
お昼時のオフィス街のコンビニ、夕方の駅近スーパーとか、観察しているとモタモタと小銭を出している人がいかに多いことか。老若男女を問わず。
なんで、現金を使うのかまるっきりわかりません。
プリペイドカードや、クレジットカードを使ったほうが、よっぽど速いのに。使用記録も管理できるのに。


日々のお買いものに現金を使っている人、頭わるい、とさえ思ってしまいます。
それだけ、後ろで待っている身としては、現金でもたもた支払いをしている人を見ると私の時間を無駄遣いされているような被害者意識をもってしまいます。


めったにイライラしないのですが、これだけはどうしてもだめね。


みなさま、自分以外の人のために、現金払いをやめてくださいませ。
人を待たせない場ならいいんです。
例えば、テーブル支払いのレストランとか、レジに誰も並んでいないタイミングとか。


コロナ蔓延が世界中ではじまって2年半。この間に日本は、
支払い手段を含めたデジタル化、エコ化、で世界にとりのこされているような気がします。
ちょうど一年前、王子に会いにロンドンに行った時、実感いたしました。これ、一年前のお話ですからね。今はさらにもっと違う光景があると思います。



とりのこされていても、私はずっと日本で暮らすと思います。


それではみなさまごきげんよう。


(今日はエリザベス女王の国葬の日なので、お花の写真を載せます)

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