マリーの部屋

人々の幸せを願うマリーが、投資、資産運用、キャリア、受験、子育て、金融について語ります。金融機関勤務25年超。東京大学経済学部卒。

マリーの部屋 ー バイデン大統領来日

みなさまごきげんよう。
お元気でお過ごしかしら。


先日、アメリカ合衆国大統領のバイデンさんが来日されていましたね。
外務大臣はもちろん大忙し。
1か月くらい、土日も働いていたんじゃないかしら。おつかれさま。


バイデンさんが狙撃されることもなく、北朝鮮が(滞在中は)ミサイルを発射することもなく、テロもおこらず、無事日程をこなされました。


外務大臣も、激務からちょっと解放されたので、お茶をご一緒しましたの。


バイデンさんのいろんなお話をお伺いしましたわ。
アイスクリームが大好きで、ぺろりと食べられたとか。

宮城県の有名なアイスクリームやさん、ナチュリノ、から取り寄せたらしいの。ミルク、抹茶、ダブルチョコレートですって。おいしそう♪


そのほかにもいろいろエピソードを聞かせていただいたのですが、
私が感動してしまったのは、北朝鮮拉致被害者との面会。


バイデンさんと会われたあとの、拉致被害者の会の方たちがけっこう長い会見をされているの。YouTubeにもアップされているから、ご興味あったらぜひご覧になって。


そうしたらね、全員が、
感動した、バイデンさんはおやさしい、あえてよかった、涙が止まらなった
とおっしゃっていたの。


横田めぐみさんのお母さまの横田咲江さんが、最初にバイデンさんとお話したんですって。
咲江さんは足がお悪くて、座った状態で会場にいらっしゃったみたい。


そうしたらバイデンさんが、ひざまずいて、目線を同じくしてお話された。
そして、子供と会えない苦しい気持ちはわかる、と。


拉致被害者の方たちの前で、バイデンさんがお財布の中からご自身のお子様の写真を取り出されたそう。


ネットで調べてみると、バイデンさんは、まだ若い時に交通事故で当時の奥様とお嬢様を亡くされている。
そして、2015年には、ご長男をガンでなくされて。


そのお子様のお写真を、お財布にいれて、つねに持ち歩いていらっしゃるんですって。
その事実だけで、涙がでるわ。


拉致被害者の方々に
「家族を失う苦しみはわかる。かならずとりもどさなければいけない。」
とおっしゃったんですって。


全員が涙されたそうです。


心の交流ができたということなのかしら。
拉致の問題って、いろいろ複雑な事情がありそうで、一筋縄でいかないからこそこんな時間がかかっているのでしょう。


ご家族の方は本当につらい思いを何十年もされているのでしょうし、その間に関係者が年老いてきて、横田滋さんもたしか、2年前くらいに亡くなられたわよね、焦りもあるでしょう。


当事者じゃないと、その辛さはわからない、
バイデンさんは、その気持ちに寄り添うことができた。


そして、隠すことなく、ご自身のつらい体験も話してくださった。
日本国民としてありがたいことじゃないかしら?


国際関係って、戦争やテロやなんだかいろいろ怖いこともあるし、ものすごく政治的だし、わたくしにはよくわかりません。


でもねえ、なんていうのかしら、感想としてはとても小さい話になっちゃうんだけど、
人、対、人、として対峙したら、わかりあえることも多いんじゃないか、と思うの。
バイデンさんと横田さんたちみたいに。


でもまあ、地球全体50億人みんながそれぞれと対峙はできないわけだから、夢物語なのかしらね。


それにしても、大統領来日でこんなに感動するとは思いませんでした。
この来日のために働いた、警察の人とか、官僚の人とか、アイスクリーム屋さんとか、八芳園とか、運転手さんとか、そしてわが外務大臣。
おつかれさまでした。ありがとう。


それではみなさま、ごきげんよう。

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