マリーの部屋

人々の幸せを願うマリーが、投資、資産運用、キャリア、受験、子育て、金融について語ります。金融機関勤務25年超。東京大学経済学部卒。

スナック まりー 営業体験記 印象に残る

こんばんは。
いらっしゃーい。


出張から帰ってきたところなのね。
どこまでいらっしゃったの?


新前橋?
新前橋で5時までミーティングしたって、この時間に帰ってくるのはちょっとおそくない??


ああ、気が急いちゃって、帰りに逆側の電車にのっちゃったのね。
おつかれさま。まずはゆっくり一杯どうぞ。出前もとる?

(昭和な感じのハイボール!)


でもそのエピソード面白いじゃない!帰りに反対方面の電車に乗っちゃったって。
明日お客様にお礼かたがた電話でお話してみたら?
きっと印象に残るわよ。


営業の仕事をしていると、印象に残る、ってとっても大事。
入社してほどないころ。
先輩の女性営業にいわれました。


「まりーちゃん、高いヒールの靴をはきなさい」
でも、わたし、165センチもあるから、ヒールはくと、お客様の男性より高くなっちゃうかも。


「まりーちゃん、それでいいのよ。仕事場では、女性は下にみられるから、ヒールはいて、せめて目線は上になって。
男性たちには悪気がないのよ。でもそういう、男より女が下、みたいな潜在意識が、歴史的にある、ってこと・・・
あたしたちはね、せめて、物理的に同じ目線、もしくは、見下すくらいでちょうどいいのよ!」


男性を見下す、みたいな意識がなかったので、むしろ、先輩男性たちにかわいがられることばかり考えていたので、とてもびっくりしました。


ええ、試してみましたのよ。
高いヒールをはいて、男性お客様と目線を合わせる、もしくは若干上、みたいな。


これがね、大成功。
そういう女性って目立つんですよ。


営業で、目立つ、いいえ違いますわ、お客様の記憶や印象に残るのって、ものすごく大切。


プレゼンとか商品がすぐれていれば、いやおうなく記憶、印象に残るのはたしか。


でもね、世の中にそんな、目立つような画期的なアイディアなんてそうそう毎日はない。
だって優秀な日本人が、すでに考えつくしていますもの。


そうだとしたら、一人の人、としてちょっと印象を強くするしかないわ。


その点、女性はほんと有利。


まず女性であるって印象に残るからね。


レセプションやセミナーで立ったままお話するとき、お名刺交換、エレベータまでのおみおくりで横に並んでお話するとき、


そのとき、目線が同じ、かちょっと上って、先方からすると、ものすごく見下しにくい。


そしてオーラが伝わる。
「気」が伝わりやすい感じがするわ。


お客様も「大女」になめられないよう、気を張るしね 笑


こんな感じで、ほんとに小さいことで印象に残るって大事だし、いいことなのよ。
営業にとって。


でもやりすぎはだめ。たまに勘違いしている営業が昔はよくいたわ。


全身高そうなブランドものでかためる(わかりやすくは腕時計)
ぎらぎらに固めてオールバックの髪型
華やかな青、その他濃いめのピンクや黄色のワイシャツ


こういう営業は、よっぽど実績が上がっていて、キャラが際立っていたら、その演出ってことだからいいのよ。
たいして実績のない営業がこんな格好したら、それこそ
「単なる悪目立ち」


お客様にいやーな印象を与えるわ。
「この人と商売したら、その収益の一部が、この腕時計になったりするんだろうな・・・ぼったくり商売してるのかな・・・・」
なんて思われちゃうもの。


悪目立ちせず、すこしずつ印象に残る。
これが大切。


あなたは大丈夫そうね。
地味に見えるもの 笑


あ、ちょっと傷ついた?
大丈夫、そんなとこ、素敵よ。


さあさあ、飲んで。
出張おつかれさま。

×

非ログインユーザーとして返信する