マリーの部屋

人々の幸せを願うマリーが、投資、資産運用、キャリア、受験、子育て、金融について語ります。金融機関勤務25年超。東京大学経済学部卒。

マリーの部屋 ー いまさらながら羽田新航路☆

みなさまごきげんよう。
お元気でおすごしかしら?


みなさま、羽田の新航路ってご存じ?
2020年4月から、羽田空港への着陸する飛行機の航路が新しくなり、東京の街の上を飛行機が通るようになりました。


わたくしの生活圏では、同時に2航路の飛行機を見ることができます。


東京の上空は、横田基地の「横田侵入管制区」にあたるため、従来は日本の民間機が飛行できなかったのですが、
日米地位協定の交渉とかいろいろあって、
この羽田の新航路の部分は、飛行できるようになりましたの。


それにより、(騒音だ、危険だとかいろいろな意見がありますが、経済的には)効率よく羽田に着陸できるようになったというわけです。
羽田の発着枠は、これにより大きく拡大しました。
国際線の発着が1.5倍くらい増やせるんですって。


そのぶん燃料も節約になりますしね。


わたくし、この新航路のことを、事前には存じあげませんでしたので、
2020年の1月の「テスト飛行」のときには、本当に驚きました。


なんといっても、恵比寿駅や、広尾駅のすぐ上を、ばんばん飛行機がとびますのよ。
羽田空港なんて、飛行機にしてみればすでに目と鼻の先ですから、
とっくに高度を下げまくっています。


着陸態勢にはいっていて、着陸用のちっちゃい車輪もみえます。


もちろんANAとかJALとか、航空会社のロゴもはっきりと認識できます。

(スカイツリー(墨田区)時点でこの高さ。渋谷区にくるころには、手が届きそうな場所に降下。)


飛行機好きなわたくし・・・
心が浮き立ってしまいました。
なんてきれいなんでしょう・・・東京の上空をとぶ飛行機。


空を泳ぐ巨大な生物・・・・優雅だわ。


町の掲示板をみると、今でも「騒音!」とか「危険!」とか「反対!」とか
ちらしがはってあります。


でも、世の中でいろんなことが起こっているうちに、東京の空には飛行機が溶け込んでしまったように思います。


海外に目をうつしても、市街地の上を飛行機が飛ぶ光景はたくさんみられるわ。
ロンドンのヒースローに到着する前には、飛行機の窓からテムズ川の船がよく見えるのよ。


もともとは東京オリンピックを機に訪日外国人がさらに増加することを見込んでの施策。
ご存じのように思ったとおりの運びにはならなかったけど。


テスト飛行をしていた、2020年1月は、まだまだコロナは遠い国の話、って感じでした。
そのときは、国際線もばんばん飛んでいました。
出張時のビジネスクラスなんて、たいてい満席。


その日の東京の空には、それはそれはたくさんの飛行機が飛んでいて。
列をなして、羽田に向かっているの。
渡り鳥が列をつくるように。


「ああ、あっちが羽田空港なのね」


と明確にわかりましたわ。


きらきらと飛行機が規則正しくならんで、たくさんの人やモノをのせている・・・
わたくし、すっかりうれしくなってしまいました。


その後コロナになったら、本当に、せっかくの新航路なのに、まったく飛行機を見なくなった時期がございました。


1年おくれのオリンピック前後には、ちょっとだけ、飛行機の数が増えました。


そして今。


たくさんの飛行機が上空を飛んでいます。
テスト飛行のときほどではないけど、
10分くらい空を見上げていれば、いくつも飛行機を観測することができます。


今日見たデルタ航空機は、DELTAって、おなかに書いてありますのよ。
東京のひとたちに、宣伝、ってことかしら。笑。


今日も暖かい日。
世の中もあかるい春にむかっているのでしょうか。


ANAがゴールデンウィークから、ハワイツアーを再開するという記事もでていました。


けっして2019年と同じではないけど、わたしたちの世の中はまた一歩、新しい世界に踏み出すのかもしれませんわね。


2022年度がはじまりました。
今年度は、楽しい思い出がたくさん残せますように。


みなさまごきげんよう。

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