マリーの部屋 ー 霞が関ブラック企業
みなさまごきげんよう。
お元気でお過ごしかしら。
先週、圧倒的にいいね!されたリプがありまして。
もともとは、霞が関にお勤めの方の
「6月末、大量の若手辞職という惨劇を目の当たりにして、残された者たちからは悲嘆とも羨望ともつかない声がもれきこえた」
というTweetに対してのリプ。
「野党からの質問が遅い時間に来て、その回答を官僚がつくる、って構造があるかぎり、若手のブラックは改善されないですよ。
どうやって成し遂げたらいいかわからないけど、17時すぎの質問は受け付けない、とか、官僚が回答を作成せず政治家が自分で回答するとか、法律つくらないと・・・通すのは大変だけど。」
という発言。
たくさんのいいね!とリツイートと、リプをいただきました。
これは本当にシリアスな問題だと思いますのよ。
わたくし、官僚のお友達が何人もいますので、若い時はよく彼らと飲みにいきました。
でもね、みんなごはんにいっても10時すぎ、とかに、霞が関のオフィスに帰っちゃうんです。
なぜなら、夜になってから、野党からの質問が大臣とかに来るから(国会期間中)。
そうすると、その回答を、担当官庁の役人が翌朝までに作らないといけない。
そして、その回答を、翌日の国会で、大臣が読み上げる。
それぞれの中央官庁には、「仮眠部屋」がいくつもあって、そこでちょっと寝る以外は、若手は徹夜をして国会答弁を作るのよ。
何年か前に与野党協議で、質問通告の時間について約束事項ができたみたいですが、それでも、
いくらかまし、になった程度で、相変わらず夜中に質問がくることもあるそうです。
それでいて、お給料は安い。。。
東大とか、大学時代のお友達が、起業したり外資系で稼いだり、はぶりよくしているのをみると、いやになっちゃうのは当然ですわよね。
国家一種試験に合格したうえに、中央官庁に採用されたエリート官僚たち。
めざとい外資系とかが、こういう若手官僚を中途採用対象者としてめっちゃ狙っているという事実もございます。
私もむかし、財務官僚の方に声をおかけしたことございますもの。
そのうち、優秀な若手は、官僚にならなくなってしまいますわ。
こんなにお仕事がんばっているのに、マスコミの「官僚たたき」はしょっちゅうあるし、いやになっちゃうのは当然よね。
いろいろ他にもブラックな要素はたくさんはあるけど、若手官僚に関しては
①野党からの質問は、17時以降絶対受け付けない、罰則付きの法律をつくる
もしくは
②野党から来た質問は、政治家が責任をもって回答する、罰則付きの法律をつくる
他国では、②らしいですわよ。
そもそも、政治家自身にきた質問なんだし、三権分立だし(あってる?)、野党からきた質問に回答するのは政権をつかさどる政治家の責任であり大切な役目なように思うのですが、違うのかしら。
・・・・まあこういう法律でもつくろうとすると、野党が反対してなかなか成立しないんでしょうねえ。
自民党の先生たちも、ご自分で回答つくるなんでできないから、こういう法律を担いでくれなさそう・・・・
そのうちに、優秀な人がだれも官僚にならなくなって、いろんな間違いが起こって、
手遅れになってはじめて、国民が気づくって構造になるのが目にみえるようですわ・・・
え!?官僚の夏のボーナスが減らされた!?
平均1割減ですって・・・・????
何やってるのよ、日本は。
民間ではボーナス増えている企業も多いのよ。
どこをみて、いるのかしら。
マスコミかしら。
マスコミはどこをみているのかしら。
みなさま、わたしたちがいまできることは、選挙にいくことしかありません。
選挙に行って、ちいさいちいさい力ですが、気持ちをとどけましょう。
選挙はつぎの日曜日ですのよ。
期日前投票もできますわ。
行きましょう、選挙。
それではみなさま、ごきげんよう。
お誕生日のお花たち。どちらもニコライバーグマン!かわいい♪