マリーの部屋

人々の幸せを願うマリーが、投資、資産運用、キャリア、受験、子育て、金融について語ります。金融機関勤務25年超。東京大学経済学部卒。

スナックまりー 生活保護でよくない?

いらっしゃーい。
こんばんは。


今日もワインでいいかしら。
なんだかさっぱりビールが出ないから、仕入れを減らしたのよ。ほら節約しないと。

政府が経済対策を発表したわね。
なんとなく、白けているのは私だけかしら。


新生児にに10万円、とかねえ。
光熱費5000円補助とか。
物価高対策とか。

有難いわよ。あたしだって、余裕があるわけじゃないもの。


でもねえ、物価高対策とか新生児10万円とか、光熱費5000円とか。


かならず、
それでも足りないひとたち
別になくても大丈夫なひとたち
の2種類が存在するわけよ。


テレビのワイドショーなんかは、この(足りないほうの人たちの)実例や「町の声」をたくさん流しているわよね。
(くだらないわ・・・)


いままでも、いろんな対策、コロナ関連の支援。育児支援とかでも、常に
「それでも足りない!」
「金持ちにくばる必要はない」
って声があるでしょう。


私もそう思う。
お金がいっぱいある人や、外貨を稼ぐチカラが十分ある人には、必要ないわけ。
(もらえるに越したことはないから、文句いうわけないけど)


一方、それでも足りなくて日々悲惨な人たちは、
子育て費用も、ガソリン代も、電気代も、食費も
どれか一つだけ足りないのではなく、なにもかも、足りないの。


それをね、ひとつひとつちぎって、「子育てには1万円」「出産には10万円」「光熱費は5000円」なんて、使途別にする必要はあるのかしら?
結局、お金でしょ。
新生児の10万円は、おむつ代にしても、食費にしても、ガソリン代にしてもいいんでしょ。


お金がなくて本当に苦しい国民には、まるっとお金をあげればいいじゃない。


日本にはその制度があるわ。
それが「生活保護」。


確かに、運用にはいろいろ問題はあるわよ。抜け道もあるみたいだし。
でも、そこを改善するのは、こんなこまごまと経済対策や、既存の補助の見直しをするより、ずっとシンプルでわかりやすいんじゃないかしら。


あたしは、そう思うの。
苦しい家庭には、税金から「何に使ってもいいお金」として「生活保護」をあげればいいんじゃないかな、って。


そして、銀行預金や有価証券を何億円ももっている人には何もあげなくていいんじゃないかな、って。


まあ、こまるのは役人なんだけどね。
こまごま補助金作って、事務作業という仕事が発生すると、そこに「公務員の雇用」が創出されるから。
そして、その団体には、えらい元お役人が天下れるでしょう。
事務作業をする団体には、お給料を含め、たくさん税金がかかるのよ。
今回の経済対策29兆円、関連作業の雇用や印刷、賃料その他の費用をいれたら、一体いくらになるのかしらね。


こうやってお役所の仕事はシンプルにはならないようになっているのよ。


この国が悪い方向に行かないことを祈るばかりだわ。


あたしは、自分で稼いで頑張っていくつもり。
自分が元気なうちは、税金をもらうより、税金を払う側にいたいわ。


だからあなたも、毎晩スナックまりーに通ってね。
待っているわ。

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