マリーの部屋

人々の幸せを願うマリーが、投資、資産運用、キャリア、受験、子育て、金融について語ります。金融機関勤務25年超。東京大学経済学部卒。

マリーの部屋 ー 米国債務上限、外資系の実態 ほか

みなさまごきげんよう。
お元気でお過ごしかしら。


米国の債務上限問題が取りざたされているわね。とうとう朝のワイドショーでも取り上げられていたわ。
なんとなく「大変!」と騒ぎたいような雰囲気ですが、そして数年ごとに同じ騒ぎが繰り返され、今回は過去にないくらいこじれているっぽいですが、
大丈夫、結局議会は妥協すると思います。
そしてバイデンさんはちゃんと広島に来ると思います。


そして短期的にがたがたしたとしても、米ドルが世界の基軸通貨であることはかわらないし(ウォーレンバフェットさんもそう言っていたし)、アメリカの人口は増えていて、国力も低下するようには見えない。
それなので短期的にドルが暴落したり、株価が下がったりしたら「絶好の買い場」と思います。


人民元の台頭もいわれますが、わたしとしては今後人口が劇的に減っていく中国がそんなに国力を維持し続けられるのかな、と疑問を持っています。
中国もそこに危機感をもっていて、積極的に「人民元経済圏」を広げるべくアフリカと仲良くしたり、外交を強化しているので、
中国の人口がどんどん減って国力が低下するのと、人民元経済圏が拡大するのと、どちらの速度が速いかが非常に重要になってくるでしょうね。



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前回、外資系の実力主義って、いわゆる実力主義とはだいぶちがうということについて書いたブログがわりと評判がよかったのでその番外編。

外資系っていうと、毎晩六本木でシャンパン飲んで、派手な服装して、高い腕時計しているみたいなイメージを持つ人も多いように思います。
映画とかみると、世の中のイメージと実態はだいぶ違うなあと思います。


外資系はぜんぜん派手ではないの。
私が新入社員のとき、まず最初に言われたのは、「黒、紺、ダークグレー」のスーツ以外着るなというもの。そして、シャツは白。アクセサリーは最小限。スーツはパンツスーツはだめ。ストッキングのみ(タイツはだめ)。黒のローヒール。
(パンツスーツはカジュアルだからだめ、っていわれました。女性の正装はスカート。皇族もみんなスカートでしょ、と。)


お客様の前に登場したときに
「お客様の気をひかない」
というのが最低限必要だといわれました。
なるべく、地味に。清潔に。


ミーティングにいただいた1時間は、お客様に、ご説明する案件や提案に100%集中していただくために、とにかく気をひかないような恰好をしろということを厳しく言われました。
ブランドの高い時計をつけるなんてもっての他よ。


お金もちで時計が趣味のベテラン社員は、「営業用の安い腕時計」を常に常備したりしていました。


お金もちのベテランは自分のプライベートにはお金をおしみなくつかっていたので、なんとなく住所は港区に集中しているし、外車もちが多かったけどね。
だから、週末に「ゴルフコンペ」をすると、ちょっと感じ悪いくらいゴルフ場に外車が並ぶなんてことにはなってましたが。


平日のオフィス街での外資系は、意外と地味です。
仕事が忙しいので毎日シャンパン飲んだりしません。


おいしかったランチシリーズ!
紀尾井町の「四川飯店」の陳麻婆豆腐。

山椒が効いた、四川風の麻婆豆腐よ。ごはんがすすむ~
私はこのお店、1990年台から行っているの。
老舗です。


それではみなさまごきげんよう

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