スナックまりー 三つ子の魂・・・
いらっしゃーい。
こんばんは。
あら、モーレツ営業さん、今日は浮かない顔じゃない。
どうしたの?
まずは一杯どうぞ。キンキンに冷えたラガーよ。
自分の個性がわからなくなった?
自分で自分の営業トークがつまらなく感じるですって?
あなた、芸人ではなくて、営業なんでしょう。面白くなくたっていいじゃない。お客様はあなたにそんなことを求めているかしら?
でもねえ、たしかに自分の個性や「強み」を知っておくことは大切よね。
私も人生折り返しが近くて、あらためて内省することが増えて、そういうこと考えるわ。
思うんだけど、
小さいころから、得意だったり、ほめられたり、楽しかったこと、
それが、あなたの強みであり個性なんじゃないかしら。
あたしはなんだったかしらねえ。
小さいときから、運動でほめられたことはないわね・・・。どんくさい子だったのよ。
ピアノも3歳から習っていたけど、とりわけてほめられたこともないわねえ。
体もそんなに強くなくて、よく熱をだして学校をやすんでいたし。
庭にいる野良猫と遊ぶこと、隣の祖母(実の祖母)の家で漫画を読むのが日課だったように思うわ。
あら、まったく褒められてないじゃない。笑。
そういえば、ほめられたというか、「自由にさせてもらえる時間」というのがあったわ。それは自宅で本を読んでいる時間。
それはじゃまされなかったし、推奨された。
ちいさいときから、いろいろな本を読んできたわ。
幼稚園のちいさな図書館にある本を、すべて読破したときはほめられたような気がするわ。
そう、それが長じて、というか、それと関係あると思うんだけど、小学生のころから「作文」だけはよくほめられた。
住んでいた区の文集には、いつも私の作文や読書感想文が載っていたわ。
別に親に褒められたわけじゃないけど、大学受験のときの「小論文」のテスト。これは何の準備も対策もしていないのに、だいたい全国一位だったのよ。
模試が返ってきて、順位表の一番上に自分の名前がかいてあるのは嬉しかったわ。
そうね、そう思うと、私のつよみは文章を書くことなのかもね。
もし、私が営業マンだったら、お客さまに丁寧なメールや、わかりやすい説明書を作るのが向いているんでしょうね。
あなたは小さい時、なにをやって楽しかったのか。そして何が得意だったのか。
それをゆっくり思い出してみるのも、たまにはいいことかも。
もうすぐゴールデンウィーク。
実家に顔出して、ご両親からお話をうかがってみたら?
(小論文の秘訣についてはこちら!)