みなさまごきげんよう。
お元気でお過ごしかしら。

債券シリーズ続きますわよ。
わたくし、債券好きなのですが、その理由がいくつかあって。そのうちの一つを今日お伝えするわね。

理由の一つは、
債券の発行体は株より多く、さまざまだけど
「国」が発行体の「国債」がある。
株には、国株とかないですものね。

前回の復習になりますが、債券は英語ではFixed Income
債券保有期間中にもらえるクーポンと、償還日にもらえる元本が決まっています。

そして、債券は発行日にはたいてい100で発行されますから、発行日に買うことを前提とすると、
100円で買って、あらかじめ決まったクーポンを受け取り、償還日に100で償還される。
ということになります。

あら、預金とそっくり！
預金も、100で預けたものに、預金金利（今はゼロに近いけど）がついて、元本は保証ですね（ただし1000万円まで。預金保険機構により。）

もちろん、債券が100で戻ってくるのは償還日なので、それより前に換金すると100ではない金額になります（100より高いか低いかは、そのときのマーケットによります）

そういう意味では、預金はいつ引き出しても1万円は1万円で100％の元本なので、預金の方が便利ですね。

でも、今すぐ使わなくてもいいお金、償還日まで待てるお金は、「国債」にしてもいいんじゃないかしら。
1000万円以上買っても、そう、1億円ぶん、10億円ぶん買っても、償還時に元本100パーセントの支払いはその国の政府（日本国債なら日本国、アメリカ国債ならアメリカ合衆国）が保証してくれるのよ。

預金は1000万円こえたら、それぞれの銀行が保証できるかどうかなので、国債のほうがよっぽどいいかも？

それから、預金金利はほとんどゼロですが、国債は通常預金より高い金利がつきます。
今のアメリカ10年国債なら3.4％くらいですね！

国が元本保証してくれて、預金より高い利回りがつく、というのが「国債」なのです。

私はこの国債が大好き。
そして、もしアメリカ国債を買うなら、アメリカ国債の利回りはここ10年超で一番高い水準にあるので、今は買いのチャンスです。

預金に何千万円もおいている方は、預金保険機構では1000万円までしか保証されないわけですし、ぜひ国債に投資してみて。
日本円はもっと弱くなると思うので、一部はドルにして米国債を持つのがおすすめ。

株みたいに、最終的にいくらになるかわからない、ということはありません。
債券は満期に100で償還されることがお約束されています。

でも、社債は注意して。
元本100で償還される予定ではありますが、その発行企業の状況によっては100で償還されません。
最近クレディ・スイスのAT1債が、ゼロになってしまったというニュースもあることですし。

もし預金をいっぱいもってて、なんかやらなきゃ、でも投資こわい。
と思っている方。
まずは元本が「国」に保証されている日本国債、もしくはアメリカ国債を買ってみましょう。

おいしかったランチシリーズ！

ホノルルのチーズケーキファクトリーの「キューバンサンドイッチ」
キューバのサンドイッチみたい。こってりなんだけど、ピクルスがたくさん入っていて酸味が効いていておいしかったわ！
たべきれず、半分は翌日の朝食に長男とわけっこしました。

それではみなさまごきげんよう。