マリーの部屋

人々の幸せを願うマリーが、投資、資産運用、キャリア、受験、子育て、金融について語ります。金融機関勤務25年超。東京大学経済学部卒。

スナックまりー 余生の無い人生

いらっしゃーい
こんばんは。


ごめんなさい、泣いてて。
イギリスのチャールズ3世国王の最初のスピーチをInstagramで見ていたのよ。
なかなか立派なスピーチだったわ。

King Charles III Addresses the Nation for the Very First Time
でもね最後の、
to my darling Mama, as you begin your last great journey to join my dear late Papa, I want sinply to say this: Thank you.........”May flights of Angels sing thee to thy rest”


この部分で涙腺決壊。
よく、泣かずに最後までスピーチできたと思うわよ。さすが国王ね。
(最後のMay...以下はシェークスピアのハムレットのセリから)


エリザベス女王、もちろん会ったこともない人だけど、美人だし、おもしろいし、なんかブレない感じで私はとっても好感をもっていた。
あら、あたしごときがこんなこと言っちゃ、失礼かしら。


そして何より感銘を受けたのが、「96歳にして死の直前まで働いていた」ということ。
2日前には首相の任命をしているのを、世界中の人たちが見ているわけですし。


最後はあっけないくらいだったわよねえ。

バッキンガム宮殿の上に虹がかかっていたのは、女王が天使と一緒に天国にいく道だったんだと思うわ。
不思議なことって起こるのよ。「偶然」という言葉のもとに。


今回、女王の死にざまにものすごく感銘をうけて、
あたし、あ、自分もこういう風に長生きした上で、死ぬ直前まで仕事、活動して死にたいんだ。ということに気づいちゃったの。


ほら、あたし、老後の資金のために「長期分散投資で資産運用しましょう」とかよく言ってるでしょ。
これは、65歳くらいで引退したあと、無収入でも生きていけるように、ってこと。


でもその後、毎年旅行行ったり、新しくお洋服かったり、おいしい外食にワイン・・・なんてやっていたら、何億円あっても足りないなあって思っていたの。


よく考えたら、死ぬまで働ける何かをやればいいのよね。
仕事はあるわよ。なにか。
それこそ、あたしはコンビニでバイトでもいいわ。
ネットで半端仕事を引き受けるのでもいい。


もちろん資産運用はするわよ、引き続き。
でも同時に、死ぬ直前まで働くことも視野にいれていいんじゃないかしら。
女王も「女王」というお立場とお仕事と、それを支える責任感みたいなものがあったからこそ、最後まで美しかったんじゃないかなあと思うの。


素敵だわ。余生の無い人生。


あなたも、老後ほそぼそと田舎に戻って過ごした場合、なんて計算してるんじゃなくて、働く、って思ってみたら?


あら、ごめんなさい、私ばっかりおしゃべりして。
今日は何にする?

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