マリーの部屋

人々の幸せを願うマリーが、投資、資産運用、キャリア、受験、子育て、金融について語ります。金融機関勤務25年超。東京大学経済学部卒。

マリーの部屋 ー お金のこと㊾ お金のギモン その1

みなさまごきげんよう。
お元気でお過ごしかしら。


わたくし、先日お金のことに関するセミナーをやりましたの。
なんで資産運用が必要なのか、ということや、金融商品を買うときの注意とか、そういうことが中心。


こんな話にみなさまご興味もってくださるかしら?と不安に思っていたところ、以外とたくさんの方が真剣に聞いてくださって、なんだか感激しちゃったわ。
そしてね、質問もたくさんいただきました。
セミナーの後、「恥ずかしくて人前では聞けなかった」といって質問くださるかたもいらっしゃって。
いくつかの質問を抜粋してみますわね。


一番多かったのがこれ
具体的に何を買えばいいの?
アセットアロケーション(株が50で、残りが債券と現物資産みたいな比率)のお話まではしましたが、そこからさらに踏み込んで、
「おすすめは〇〇投信!〇〇ETF!」
みたいなことは申し上げませんでした。
市場によって価格が変動しますから、とくに買ったばかりのときは、買った値段より下がることも当然あります(長期投資ならいいのですが)。
その時に、苦情がでるかもしれないし、苦情を言わずに心を痛めてしまうこともあるかもしれないので、そこをキチンとご説明しきっていないうちは、ちょっと言いたくないなあとひよってしまいました。
ちなみに、私がもっている一番大きな投信は
eMaxim Slim 全世界株式(オールカントリー)です。


②誰に相談すればいいの?ファイナンシャルプランナー?
まず、ファイナンシャルプランナーは国家資格ではなく、だれでも名乗ることができます。一般的にはFP技能試験(国の試験)に合格することが基本ですが、私は2級に、勉強せず受験しただけで合格しました。
つまり、金融機関にある程度勤めて金融商品の知識があれば、普通合格できる。
逆にいうと、合格した=知識がある、というわけではなくて、金融機関の従業員としては普通ということができます。
よって、ファイナンシャルプランナーも玉石混交っていうことになります。


証券会社の担当者、銀行の担当者、ファイナンシャルプランナーの中から、自分にあう、誠実な人を見つける必要がありますね・・・
自分に合う「かかりつけ医」を見つけるのと同じことです。


いくつか、いい担当者を見つけるポイントをお知らせしますね。
‐ 仕組み債をすすめてきたら(デュアルカレンシー債、EB債など)→二度とかかわってはいけない
‐ 投信の乗り換え(長期保有で持っているはずのものを売らせて、あたらしく売り出した投信を買わせようとする→2度とかかわってはいけない
‐ 投信の説明のときキチンと販売手数料や運用報酬を細かく説明できる →オッケー
‐ 証券会社にて、ETF(上場投資信託の話をききたい)といったら、ちゃんと説明してくれる→オッケー。ETFは証券会社にとってあまりもうからない商品です。そういうものでもきちんと説明してくれるのは、誠実な証拠だと思います。さらに投資信託との違いも説明できたら言うことはないです。


他にもいろいろなご質問いただいたので、次回に続けます。


九州旅行に行った時の素敵なごはんはこちら!

嬉野温泉「和田屋別荘」の「李荘庵」の佐賀牛づくし。
おしゃれなしつらえで、とろけるようなおいしい牛肉をいただきました。
ぜんぜん胃にももたれず、素晴らしかったわ。


自分で稼いだお金で、旅に出る、って素敵ねえ・・・


ごきげんよう。


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