マリーの部屋

人々の幸せを願うマリーが、投資、資産運用、キャリア、受験、子育て、金融について語ります。金融機関勤務25年超。東京大学経済学部卒。

マリーの部屋 ー 英語学習法

みなさまごきげんよう。お元気でお過ごしかしら?
冬ね。
わたくし寒いのはとても苦手ですが、さむい中であったかい、という状況がとても好きですの。
雪景色の露天風呂、極寒の日のあたたかい部屋。こごえながらいただくお味噌汁。
あ~温泉にいきたいわ。


先日、外務大臣と久しぶりにお話しましたの。
とっても頭のいい人で。他国の要人ともうまいこと交流しています。


でもこの外務大臣、帰国子女でもなんでもないのよ。
それなのに、英語ともう一か国語、通訳の資格まで取得しているの。そして宰相同士の会談の同時通訳もなんなくこなすの。
大人になるまで、他国に行ったことすらないのに、よ。


もちろん本人がものすごく頭がいいというのもあるでしょう。
わたくし聞いてみましたの。
「他国の言語、例えば、英語が上手になる方法ってあるの?」
そうしたら明解な答えが返ってきましたわ。


「英語が上手になるって、何を意味するのでしょう?」
たしかに。読み書き?いいえ、他国で使えるように、という意味でしたらお話できないと。「そう、読み書きは我が国でも、座学でいけますよね。本当に英語ができるようになるということは、自分の意見を英語で正しく伝えられる、ということです。」


おっしゃるとおりだわ。
読んで理解するのは、辞書とかつかえば、基本的な英文法さえ知っていれば、だれでもできる。そして、聞いて理解するのも、なんとなくわかる。身振り手振りもあるしね。
でも、自分の意見を英語で正しく伝えるというのは難しいわ。
だって、正しい英語をしゃべろうとすることで、なんというのかしら、脳が英文法?に半分使われちゃって。残りの半分の脳で、いいたいことをまとめなきゃいけなくなって・・・
混乱。


「そう、マリーさん、脳の半分を”英語でしゃべる”ということになるべく使わないのがミソなのです」
脳みそゆえにミソ・・・あら、ごめんなさい。
「そのためには、いいたいことをある程度英語で暗記しておくのが有効です。」


「ぼくは、自己紹介とか、基本的な我が国の外交的スタンスとか、いろんな場面で使いそうな内容については、だいたい英文で暗記してるんです。」
なんと!
「最初は紙に書いて、それを英語の先生とか、近しい英語圏の外交官に見てもらうんです。そしてこなれた表現に直してもらう。それを暗記、するんです。でも、そんなの20代の話ですけどね 笑。今は、意識していないですよ。」


英語習得に悩むみなさま、よくきいてください。
暗記するって、言語学習ではとても大切です。ひとまとまりの文章をいくつか暗記したら、会話のときとっさに、頭をつかわず口からフレーズが出てくる。その間に、自分が話したいことを、まとめられるのです。


わたくし、外務大臣からこのエピソードを習ってから、自分のキャリアや、自分の考え方いくつかや、これからやりたいことについて、英文にしてみましたわ。そして、それを英語の家庭教師に添削してもらい、こなれた表現にしてもらって、暗記しましたの。


はじめて会う他国の方には、たいてい暗記したことの応用で事足ります。そして信頼感さえ醸成してしまえば、相手は辛抱強く、話をきいてくださいますから、用意していないテーマについて英語でお話しても大丈夫。


世界中にお友達がいたら素敵じゃない?
今は、SNSもzoomもあるし、他国にお友達をつくるのも簡単。
せっかくの巣ごもり期間、他国にお友達をつくったり、そのお友達と交流することによって語学力をつけるのって、とってもよくないかしら?


オミクロンがはやっておりますが、素敵な時間をすごしましょう。
そして、いろいろ収まったら、他国に視察にいきたいですわね。


わくわく。
ごきげんよう。


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