マリーの部屋 ー 複数の人生を生きる
みなさまごきげんよう。
お元気でお過ごしかしら。
わたくし、定期的にいくつか会食がございまして。
先週、そのうちのひとつの会がございました。
超大手銀行の元頭取、その銀行の専務、ベンチャーのCFO、大手企業の社外取かつ社会人MBAの学長、商社の幹部、そしてマリー。6人での会食です。
・・・(笑)みなさま、この6名にどんな人物像を思い描いたかしら。私以外、おじさん5人とか思われたかしら?
じつは、男性は2人+女性4人(含 マリー)なんです。
表にはあまりでなくても、確実に女性は社会の中心を担いはじめています。心強いですわ。
まあ、二人の男性が知名度も高く、がんばっている女性のわたくしたちに、いろいろお話してくれる会という意味合いもありますの。でもわたくしたちも「違う」と思ったら1ミリも遠慮せず食いついて議論をふっかけるわ。じゃじゃ馬を楽しむ余裕がある、エリート中のエリートのおじさまお二人と、すてき女性四人の会なのです。
たまたま集まるようになったんだけど、いい会ですわ。
この会は、毎回エスニックなお料理をいただき、それにまつわる政治の話とかをするのがオープニングなの。
今回は、丸の内のトルコ料理トプカピ。
(おまめ、茄子、ピスタチオ、ポテト・・・いろんなペーストのオードブル。パンとお酒が無限にいただけるわ。となりはメインのお肉。ラム、チキン、ハンバーグ)
毎回いろいろためになるお話・・・・というか、社会の裏話を聞いて参考になるのです。今回もいろいろなお話をうかがったわ。
そのうちひとつが、大物おじさまの一人とお話していたときのこと。人生観についてのお話。
「人生の軸はふたつ以上あったほうがいい」
その方はそうおっしゃっるんです。
ご経歴を伺うと、日本中の誰でもしっているような御三家中高を卒業し、現役で東大に行き、その後も大活躍で、ビジネスの世界では、名を知られているような方。
そしてね、今は複数の会社の役員や、ご自分の会社もやっていて、5足くらいのわらじをはいていらっしゃる。
ちょっと意外だった。なんとなく、ひとつのことに集中するほうが「いいこと」みたいにぼんやり思っておりましたので。
その方がおっしゃるには、
どんな仕事でも、趣味でも、自分個人の活動でもうまくいかないことはいくらでもある。
だれでもある。
そのうまくいかないこと、に自分がどれだけ、振り回されないようにするか、
それにより、自分の人生のバランスがとれ、幸福度が増すというの。
会に参加していたやりて美人女性(本当にきれいで、路上でよく声をかけられているわ)が、
〇〇さんがそうおっしゃるので、わたし、アメリカの大学院にアプライしました。
ですって。
お仕事をしながら、オンラインでアメリカの大学に通うみたい。
私もそのおじさまのおっしゃってることが、なんだかわかる気がします。
こうやって、マリーの部屋と、スナックまりーを運営し、Twitterをはじめ、2つの会社で働き、ついでに自動車学校に通う。
そういう、複数のことをするようになって、気持ちがせわしくなるどころか落ち着いて、幸福感が増えたのです。
ポイントは、本業プラス趣味、とか、仕事と家庭、とかではなく、
自分が人生をかけようと思うような、仕事的な「軸」が複数という意味です。
自分が重大な「軸」をもっていればもっているほど、それに匹敵するような重い「軸」があったほうがいい。
一輪車よりは、2輪車。できれば3輪車、さらに自動車(4輪車)にのりましょう、っていうお話。安定しますわよね。
わたくし自身、5月から2社で働いていて、それまでより5倍くらい忙しくなったのですが、気持ちはかなりバランスがとれるようになり、平たく言うと、いろんなことが達観できるようになりました。
それにね、「時間的に忙しい」という事象は「いかに優先順位をつけるか」ということに過ぎませんし。
時間がなければ、優先順位が低いことをやらなければいいだけですわ。
(以前ブログにも書きましたわ)
あ、わたくしの場合、メインではありませんが、副として資産運用という軸もございました。
みなさま、人生欲張っていきましょうよ。
そのほうが、バランスがとりやすい。
とくに、私は暇だと、ろくなことを考えず、だめな感じになってしまいますし 笑
それにね、やっていることがたくさんあればあるほど、本当に辛くなったときに、切り捨てるものが複数あるってことになりますのよ。
それって大きくない??
人生たのしみましょう。
ごきげんよう。